2026/5/15よりSalesforce組織に無償Slackワークスペースが付属
2026/5/15より、Salesforce組織に無償のSlackワークスペースが付属することになった。
出典: Slack is the AI Work Platform for Every Salesforce Customer, Ready on Day One
Salesforce Staff / 2026-04-29 公開
既にSlackを導入している企業であれば、Salesforceと接続することで、SlackをSalesforceの新たな入口として使う体験は可能だった。 なので「前からできたじゃん」と言えばそうなのだけど、今回のポイントはそこではなさそうだ。
単に「SalesforceからSlack連携できます」が無償化という話でなくて、フォーム型UI(ユーザインタフェース)から会話型UIへ開発リソースを移していくというSalesforceの意思決定だろう。
Herokuの「sustaining engineering」に始まって、Salesforce Multi-Framework あたりから、風雲急を告げるな…的な動きと思っていたが、新しい組織での Chatter のデフォルトでの無効化 でなるほどな、と腹落ちした。
Slackワークスペース自体がSalesforce組織に無償でバンドルされることで、Slackは外部連携先ではなく、Salesforceを使うための標準機能になった。SalesforceのAEはSlackを売るのではなくて、Slack Botを売っていくのだろう。
無償の範囲でSlack Botができることがある程度ないと、有償ライセンスへの橋頭保にはならないので、SalesforceのAnthoropicへの出費は有意なものになりそうだが、逆に生成AIとしては何も使わせない、という意思決定もあり得る。またしても、(誰かの)雇用が脅かされる瞬間なのかもしれない。